Personalized On-Device AI for Communication

あなたの言葉を学び、あなたのそばで動くAI。

EqualFrontiersは、一人ひとりの言葉やコミュニケーションスタイルに個人化し、 スマートフォンやタブレット上で動作する小型AIモデルを研究・開発しています。

Personalized On-Device AI の概要図:スイッチなど限られた入力(Limited Input)から、本人のメッセージ・語彙・メモ・文体を学習した個人化モデル(Personalized Model)が、その人らしい言葉(Your Voice)をスマートフォン上で生成する3ステップ。特徴は Fewer Inputs/Private On-Device/AAC・予測入力

目指しているのは、単に「正しい文章」を生成するAIではありません。

その人が普段使う言葉、表現、文体、コミュニケーションの文脈を学び、 「その人らしい言葉」を少ない操作で届けられるAIです。

重度身体障害のある人の予測入力やAAC(拡大・代替コミュニケーション)をはじめ、 一人ひとり異なるコミュニケーションのあり方に寄り添う技術の社会実装を進めています。

AIを、一般化するのではなく、個人化する。

一般的な生成AIは、多くの人に対して幅広く使えることを目的に設計されています。 一方、コミュニケーションに必要なのは、必ずしも「平均的に自然な文章」ではありません。

家族と話すときの言葉。
仕事で使う表現。
よく使う専門用語。
その人特有の言い回しや文章のリズム。

EqualFrontiersは、こうした一人ひとりのコミュニケーションデータを活用し、 用途や本人の表現に特化した小型言語モデルを開発します。

AIをその人に合わせる。 それが、私たちの考えるPersonalized AIです。

スマートフォンの中で動くAIへ。

個人的な会話や文章は、とてもプライベートなデータです。

だからこそ、私たちはクラウド上の巨大なAIだけではなく、 スマートフォンやタブレットなどの端末上で動作する小型AIモデルの可能性を追求しています。

モデルを小型化・最適化することで、日常的に使うデバイスの中で高速に推論し、 予測入力やコミュニケーション支援に活用する。

Personalized × On-Device
この組み合わせによって、より身近で、その人自身に深く適応したAIを目指します。

最初のユースケースは、コミュニケーション支援。

重度の身体障害がある場合、文字を一文字入力するだけでも、 多くの時間と身体的負担を必要とすることがあります。

そこでEqualFrontiersでは、入力された数文字や文脈から、 本人が次に伝えたい言葉をAIが予測する技術を開発しています。 単純な単語予測ではなく、

「一般的に次に来そうな文章」ではなく、
「この人なら次に何と言うか」を予測する。

それが私たちの目標です。

予測入力、AAC、スイッチ入力、視線入力など、さまざまなインターフェースと組み合わせることで、 少ない操作で本人らしい意思伝達を実現することを目指しています。

当事者自身が、必要なAIをつくる。

この研究開発は、重度身体障害の当事者でもあるEqualFrontiers代表・小野克樹自身の コミュニケーション課題から始まりました。

小野は、手足を動かすことや発話ができず、頭部に設置したスイッチひとつでタブレットを操作しています。 自身が長年蓄積してきたコミュニケーションデータをもとに、 自分自身の言葉を予測する個人化言語モデルを開発。 複数世代のモデル開発と評価を重ね、 小型言語モデルをスマートフォン上で動作させるオンデバイス化にも取り組んでいます。

この一連の研究は、アクセシビリティ分野の国際会議 ASSETS 2026 に採択されました。

私たちは、障害当事者を単なる「テクノロジーの利用者」として捉えません。

当事者自身が課題を定義し、技術をつくり、評価し、社会へ届ける。

その開発プロセスそのものが、よりよいAssistive Technologyにつながると考えています。

Technology

Personalized Language Models

本人の文章やコミュニケーションデータから、 語彙・文体・表現の傾向を学習した個人化言語モデルを開発します。

Small Language Models

用途を限定することで、小型のモデルでも高い実用性を持たせるための ファインチューニングや最適化を行います。

On-Device AI

スマートフォンやタブレット上で動作するモデルを開発し、 低遅延かつプライバシーに配慮したAI利用を目指します。

Assistive Communication

予測入力やAACなど、身体的な入力負担を軽減しながら 本人らしいコミュニケーションを実現する応用を研究しています。

From Research to Real Life.

EqualFrontiersは、AI研究を論文や実験で終わらせるのではなく、 実際の生活の中で使われる技術へつなげることを目指しています。

現在、個人化オンデバイスAIを活用したコミュニケーション支援技術のサービス化、 および企業・研究機関との共同研究・共同開発を進めています。

一人ひとり異なる身体。
一人ひとり異なる言葉。
一人ひとり異なる生き方。

だから、AIも一人ひとり違っていい。

AI that learns your language.
AI that runs by your side.

Personalized On-Device AI by EqualFrontiers.

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